淡路島の銅鐸と銅鏡
- ホーム
- 淡路島の銅鐸と銅鏡
松帆銅鐸
吊り下げて鳴らすための青銅製の棒(舌:ぜつ)が銅鐸の中に入った状態で発見された
吊り下げるひもの跡が確認できたのは、全国で初めて。これまでに発見された銅鐸は実年代を判定できるものが伴っていたものはなかった
約2100~2300年前(弥生時代前期)に埋められた
銅鐸
もともとは、中国で家畜などに付けて使用されていた銅鈴が朝鮮半島を経て日本にやってきたと考えられます。銅鈴は、高さ10㎝ほどの大きさでしたが、日本で鋳造されるようになると独自に変化して文様が付き、大型化しました。最初、銅鐸はその形から「鳴らす」ためのものでしたが、新しくなるにつれて薄く大きくなり、「見る」ためのものに変わっていきました。淡路島では、「鳴らす銅鐸」しか見つかっていません。
松帆1号銅鐸
最古式の菱環鈕式(りょうかんちゅうしき)銅鐸(日本では松帆銅鐸含め12例しか見つかっていない)
淡路島では、古い段階の銅鐸ばかり発見されており、人々はいち早く銅鐸を使った生活をしていた
菱環鈕式銅鐸
吊り手の鈕の断面が菱形をしています。それが環状に(正確には逆U字型)なっているので「菱環鈕式」と命名されています。
模様の特徴
松帆4号銅鐸
日光寺銅鐸(南あわじ市:国重要文化財)と同じ鋳型で造られた同笵(どうはん)銅鐸で、兄弟銅鐸ともいわれる
菱環鈕式銅鐸の次に古い外縁付鈕式(がいえんつきちゅうしき)銅鐸
外縁付鈕式銅鐸
菱環の外側に薄板が付けられます。
外側の縁に飾が付くので「外縁鈕式」と命名されています。
模様の特徴
慶野銅鐸
江戸時代の出土の銅鐸か?
松帆4号銅鐸と同じ外縁付鈕式(がいえんつきちゅうしき)銅鐸
蕨(わらび)が生えているように見える蕨
手文(てもん)は銅鐸にはめずらしい模様
国指定重要文化財
模様の特徴
コヤダニ古墳出土の三角縁三神五獣鏡
淡路島出土の三角縁神獣鏡はこの1枚のみ
黒塚古墳(奈良県)、椿井大塚古墳(京都府)、古冨波山古墳(滋賀県)、大塚古墳(静岡県)と同笵鏡(どうはんきょう:同じ鋳型でつくられた鏡)
三角縁神獣鏡
鏡の縁の部分が断面で見ると三角で、神獣の模様がある鏡を「三角縁神獣鏡」といいます。コヤダニ古墳出の三角縁神獣鏡は三神と五獣の模様があるので、「三角縁三神五獣鏡」になります。
地域の有力な豪族の首長の墓から出土していることから、三角縁神獣鏡は地域の首長の権威の象徴とも言われています。
模様の特徴
